「訪問薬剤師」
この言葉、きいたことありますか?
多くの人がこう答えると思います。
「えっ、薬剤師って訪問するの?」
『薬剤師って「調剤薬局の窓口で白衣を着て薬を渡してくれる人」じゃないの?』
・・・・・・じゃないんです。
今回は、そんな「訪問薬剤師」の役割について紹介します。
訪問薬剤師さんたち |
何をどう飲んだらいいか解らないよ…
「今飲んでいるお薬を見せてください」とたずねると
ベットサイドに薬の袋がいくつも入ったスーパーの袋が無造作に置かれていたり、薬の残っている数もバラバラで、どうやらきちんと飲めていない様子。
こんなとき患者さまは
「薬がいっぱいありすぎて、飲んだか飲まないかわからなくなる」
「薬だけでおなかいっぱい」
「もう良くなったから飲まなくてもいいんでしょ?」
薬をきちんと処方どおり飲めていないと、治療の効果が発揮されす、病気が悪化する可能性があります。
こんな症状も要注意
「なんだか眠くて仕方ない」
「最近食欲がない」
「便が出にくい」
なども、薬を正しく飲んでいないことで起こる症状かもしれないのです。
そこで訪問薬剤師は薬を正しく飲んでいただくために
- 朝昼夕と一回ごとに飲む薬のサンプルを作る
- お薬カレンダーの提案や一回ごとの薬をセットする
- 薬局からもらう「お薬説明書」を患者さまに合わせて新たに作る
そうして、病気が悪化せずに、薬が原因で体調不良を引き起こしていないかを観察していきます。
薬を正しく飲んで、体調も良くなり、毎日生き生き暮らす患者さまたち。
薬の専門知識を持つ訪問薬剤師の存在は、在宅患者さまだけではなく、訪問看護師や医師にとっても、頼りになる存在です。
薬の専門知識を持つ訪問薬剤師の存在は、在宅患者さまだけではなく、訪問看護師や医師にとっても、頼りになる存在です。
「薬局の窓口だけじゃない!薬剤師も訪問します」
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