若手在宅医@編集担当です。
これから若手目線で日々の学んだことや感じたことなどをお伝えしていきたいと思います。
昨日は排泄ケア勉強会で「排便」に関して勉強してきました。
「排便」つまり「ウンチをする!」ということなんですが、
身近すぎて逆に真剣に考える機会は少ないのではないでしょうか?
学んだことを元に若手目線で真剣に考えたことを熱く語りたいと思います。
(1)排便は華麗なる連携プレー
「ウンチをする」と言う行為は、実は医学的には非常に高度な業だそうです。
便意を感じる→トイレを認識できる→トイレに行く→下着を下ろす→正しい位置に座る→
→出す→後始末をする→衣服をつける→トイレから出る
簡単に言うと、お尻からの刺激が脳に行き、脳からの指令で体や内臓を動かすという
「体全部を使う華麗なる連係プレー」です。
(2)ウンチと向き合う
南房総では汲み取り式のトイレもありますが、最近は洋式の水洗トイレが多く、
「出た」直後に遙か彼方に行ってしまうことも珍しくありません。
便の問題を考える時には「どんなものが出た」のかを確認する必要があります。
つまり、もっとウンチと向き合う必要があります。
医学的にウンチの硬さは7段階に分けられます。
基本的に大腸を通過する時間が長ければ硬くなり、短ければ水っぽくなります。
後編では便秘についてお伝えしたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿