訪問看護 佐々木です。
訪問看護師が絶対に持っている物
血圧計
体温計
聴診器
ペンライト・・・などなど
これ以外の必須アイテムって、何かわかりますか?
それは
「カメラ付き携帯電話」です。
単独行動の訪問看護師にとって無くてはならないものの一つです。
電話としての機能はもちろんですが、「カメラ」が私達の相棒です。
使用目的として一番多いのは、患者さんの皮膚に異変(発赤・発疹など)があったとき、カメラで「パチリ!」と撮影。
往診医や皮膚科医にコンサルテーションを行うとき、写真があるとその場で診断に役立ちます。
胃瘻の周りの皮膚に不良肉芽が・・・ |
例えば褥瘡を定期的に撮影することで、スタッフでその変化を見比べ、カンファレンス等でケアの方法を検討できます。
褥瘡の治癒経過を勉強中! |
またある時は、ご夫婦の仲むつまじい様子を「はい、チーズ!」なんていうことも。
写真にして差し上げると、思いのほか喜んでいただけます。
看護師←→医師間だけにとどまりませんよ~。
栄養士や薬剤師、リハビリスタッフの訪問の時も、患者さんの変化をカメラに収めて、看護師や医師にコンサルテーションする事もあります。
状況説明に加え、映像があることで、判断がより的確にできます。
写真に残しておくことは、教科書では学びきれない事をチームで共有することができ、知識を積み重ねる機会につながっています。
「カメラ付き携帯電話」
訪問の現場で
患者さん・孤軍奮闘するスタッフ・そしてチームメンバーを繋ぐ、貴重で、無くてはならないツールです。
型は古いけど手になじみます・・・ |
※タブレット端末が導入される日も近い?????
0 件のコメント:
コメントを投稿